知っていますか?うなぎのヒミツ


 鰻・うなぎ

奈良時代から滋養食品として食べられていたウナギ。土用の丑の日に精をつけるために食べるようになったのは江戸時代からです。平賀源内がうなぎ屋のためにキャッチコピ−をつけたのが始まりとも。また、あるうなぎ屋が殿様に献上するうなぎを選んだときに、丑の日に保存したうなぎが傷まなかったからともいわれています。うなぎの呼び方は、天然のうなぎの胸が黄色いのでムナギ。これがなまってうなぎになったといわれています。また、「鰻」という字の“曼”は長いものという意味です。

 うなぎの栄養と効能

うなぎには夏場に摂りにくいビタミンAが豊富に含まれています。うなぎに含まれているビタミンAはレチノ−ルという効力の早い成分で、スタミナ不足対策や、粘膜を保護し免疫力を高めて風邪の予防に効果があります。また、コレステロ−ルを低下させるDHA,貧血予防の鉄分も多く含まれます。

 うなぎの栄養成分表

水分 61.1mg たんぱく質 16.4mg
脂質 21.3mg カルシウム 95mg
ナトリウム 65mg カリウム 250mg
ビタミンA 4700IU D H A 1330mg
E P A 742mg エネルギ− 270kcal

 うなぎのかば焼き

うなぎといえば真っ先に出てくるのが“かば焼き”ですが、うなぎを開くようになったのは江戸時代の中ごろからです。それまでは串をうなぎの口から刺していて、それが蒲の穂に似ていたことから“かば焼き”といわれるようになりました。
関東では武家社会のなごりから、腹をさくことを嫌うため背開きにし、蒸してから焼きます。商人の町である関西では、“腹を割って話す”という意味で腹開きにしてそのまま焼くようになりました。